PTGハンドブック第2版

6月 26, 2025 コメントを残す

英語ですが、2018年に出したPTGハンドブックの第2版が出版間近です。リッチ・テデスキ先生を筆頭に、前回と同じくジェイン・シェイクスピアフィンチ先生、そして今回新たにブレット・モア先生にも加わっていただき4人で仕上げました。2018年以後に出た知見を足したり、コロナ禍におけるPTGの研究結果を付け加えたり、リッチらのボールダークレストにおけるPTGプログラムでの取り組みについてもさらに紹介したりしています。

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39人の言の葉(杏林書院)

4月 7, 2024 コメントを残す

39人の言の葉ーあの時、こころに響いたのは理由がある」を荒井弘和先生、武田大輔先生と一緒に杏林書院から出版しました。手に取ってもらえると嬉しいです!

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人の知覚と行動の変化に関するハンドブック

4月 7, 2024 コメントを残す

2022年から編集してきた、人の知覚と行動の変化に関するハンドブックが(英語ですが)、いよいよ出版となりました。日本からは三枝高大先生、吉野 伸哉先生、小塩真司先生、飯村周平先生に書いていただきました!

Taku, K., & Shackelford, T. K. (2024). The Routledge International Handbook of Changes in Human Perceptions and Behaviors. NY: Routledge.

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Tipping Point-転換点の研究へ

3月 17, 2024 コメントを残す

2020年くらいから徐々に研究テーマをPTGから、心理的な転換点や変化が起きる時(Psychological Tipping Point – the Moment of Changes)に移してきて、ラボのメンバーも今ではほぼ全員がそちらの研究に移行しているので、2024年3月をからラボの名称もFF-TIP LABに変更しました。引き続きどうぞよろしくお願いします。

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講演のご案内

12月 16, 2023 コメントを残す

2023年12/19と12/21に、こころの変容、及び、研究について講演しました。こういう機会をくださった東京医科歯科大学に感謝です。

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Journal of Loss and Trauma

7月 20, 2023 コメントを残す

「Journal of Loss and Trauma」という学術雑誌の編集委員長を2023年1月から引き受けています。

その仕事内容は、投稿された論文を読んで、次のステップを決めることですが、この仕事は世界中の研究者と知り合えるし、自分がこれまで取り組んできた研究テーマ以外の論文も否応なく読むことになるので、ものすごくやりがいがあります。もう本当に引き受けてよかったと心から思います。

投稿された論文は、最初に出版社の方がフォーマットや必要事項がOKかどうかチェックしてくださるので、それをパスした論文だけが、私のところに回ってきます。なのでそれを読んで、さてどうしようかと次のステップを決めるわけです。この段階ではだれにも相談せず、自分ひとりで決めます。多くの学術雑誌には、私が引き受けている「Editor」だけでなく、「Associate Editor」がたくさんいます。なので、Editorは、わりとすぐAssociate Editorに回しちゃうんですが、私の場合、Associate Editorは一人しかいません。なので、私がすべて読んで判断しています(で、OKの論文をAssociate Editorに回しています)。

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人生レシピ

11月 18, 2022 コメントを残す

NHKのEテレ、「明日も晴れ!人生レシピ」という番組でVTRにコメントさせていただきました.

エピソードの題名は「人生の苦難 その後を生きる」

放送は2022年11月25日金曜日午後8時

リンクはこちら:https://www.nhk.jp/p/jinsei-recipe/ts/9297GZL6PP/episode/te/DKRJ913Z41/

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青年心理シンポ

10月 17, 2022 コメントを残す

日本青年心理学会第30回大会の「英語論文シンポジウム」に参加しました。
 日時:12月11日(日)9:00〜11:00(大会2日目)
 開催方法:オンライン(リアルタイム)
 企画:日本青年心理学会国際研究交流委員会

私は自分自身の英語論文の執筆経験や、指導の工夫やコツについて話題提供しました。資料はこちらのリンクの真ん中あたりにパワーポイントとPDFをダウンロードできるようにしてあります。

論文執筆に使えるリソース

7月 7, 2022 コメントを残す

ゲーム感覚で身につく論文執筆ー『今よりもっと論文を書く』と決めた研究者へ」という本を飯村周平先生,松井智子先生と風間書房から出版させていただいたので,それに対応するようなユーチューブビデオをアップしています.英語版はこちらです.また,論文執筆に役立ちそうなリソースは,このリンクに載せています.

そのリンクからワード文書でダウンロードできるファイルは以下の通りです(リンク先のファイル名はこれらの英語版になっています).

  • APAにフォーマットした論文のサンプル
  • 回帰分析用の表
  • 因子分析用の表
  • デモグラフィック変数をまとめるための表
  • 階層重回帰分析用の表
  • 二群別の相関係数の表
  • 横型の表
  • 構造モデル用の表
  • 因子分析プラス相関の表
  • 既に出版されている論文を投稿した時のワードのファイル(そして出版後のPDFのリンク)

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ビデオ版:心理学の卒業研究ワークブック

5月 9, 2022 コメントを残す

金子書房から、小塩さんと一緒に書いた『心理学の卒業研究ワークブック』をもとにしたビデオが出版されています。この写真をクリックしてください。金子書房のページにとびます。

Link: https://www.note.kanekoshobo.co.jp/n/nfd8702afde9b

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ゲーム感覚で身につく論文執筆

2月 2, 2022 コメントを残す

「ゲーム感覚で身につく論文執筆ー『今よりもっと論文を書く』と決めた研究者へ」という本を,飯村周平先生,松井智子先生と一緒に書きました.三人で書いている間じゅう,私はとても楽しかったです.読む人にも楽しく読んでもらえたらいいなと思います.また感想などお聞かせください(メールアドレスは,taku@kanakotakuです)

目次は以下の通りです

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講演会終了

10月 30, 2021 コメントを残す
  • 講演:コロナ禍と心の成長ーPTG研究から考える(宅香菜子)
  • 日時:2021年12月11日土曜日午前10時から12時
  • 主催:室蘭工業大学 前田潤先生
  • 来場(北海道大学 学術交流会館):https://ptgtakukanako20211211inperson.peatix.com/
  • オンライン:https://ptgtakukanako20211211online.peatix.com/
  • 講演内容:強いストレス症状を引き起こす,つらく苦しい出来事やトラウマをきっかけに,悩み,精神的なもがきを経験することで人間として成長する現象をPTG(Post Traumatic Growth:心的外傷後成長)と言います。本講演では,なぜ誰もがPTGを知っておくと良いのかその6つの理由,そしてPTGの何を知ってほしいのか6つの内容をまとめました。今後,臨床にいかすには具体的にどうすればよいか,研究にいかすにはどうしたいか,実際に自分なりにデータを取って,そういう試みをいくつかやってみて,また数年後にその結果を皆様にご報告したいと思っていますので,今後ともどうぞよろしくお願いします.

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インタビュー記事

10月 29, 2021 コメントを残す

Vogue Japanの企画でPTGに関するインタビューにお答えしました.「トラウマからの人間的成長。ウイズコロナで注目されるPTGを知ろう」です.リンクはこちら:https://www.vogue.co.jp/beauty/article/mental-onayami

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APA (2021)

7月 31, 2021 コメントを残す

今年2021年のアメリカ心理学会(APA: American Psychological Association)が8月12日から14日までオンラインで開催されます.そのメインステージのスピーカーの一人として,PTGに関するインタビューに答えました.

  • PTGとは何ですか?人によって違うんですか?
  • トラウマを経験した後成長に向かって踏み出す最初の一歩はどういうものですか?
  • PTGを促進するためには専門家による援助が必要ですか?
  • 自分自身ではPTGを経験するためにどんなことをしていますか?

Taku, K. (2021, August). Growing from our Traumatic Experiences. Invited interview for the Main Stage session, “The Science of Resilience – Bounce Back from Adversity”, at the 129th American Psychological Association (APA) Annual Convention, Online.

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宅(2021)

7月 7, 2021 コメントを残す

昨年の春頃から執筆していた本が,風間書房様より,今月末に出版となりました.

単著は7年ぶりでしたので,PTG研究の成果はもちろんのこと,大学教育の魅力について思う存分書かせていただきました.

目次は以下の通りです.

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Götz et al. (2021)

2月 22, 2021 コメントを残す

Götz, F. M., Gvirtz, A., Galinsky, A. D., & Jachimowicz, J. M. (2021). How personality and policy predict pandemic behavior: Understanding sheltering-in-place in 55 countries at the onset of COVID-19. American Psychologist, 76, 39-49. doi: 10.1037/amp0000740

ちょうど去年の今頃,ここミシガンでも新型コロナに関する報道が増えていて,3月にイスラエルで開かれるはずだった学会で講演をすることが決まっていたので,キャンセルになったらショックだなと悩んでいたのを思い出す.あれから早一年.今なら学会をオンラインでやるという選択肢があるけれど,当時は直前だったこともあり,結局,学会自体,取りやめになった.私の授業もラボも3月16日からすべてオンラインになった.ただ時差さえ気を付ければ,勉強会がどの国で開かれていようとも簡単に参加できるようになり,これまでメールだけだった研究者ともZoomやGoogle Meetで直接話せる回数が増えた.この1年いろいろなことがあったが,PTGで言えば,これまでの研究成果をまとめた本を日本語で書いたのが大きい(今,出版社で校正中).その本を書き終わった途端,日本語でモノを書くのが週に一回になってしまったので,今日は久しぶりにブログを書くことで頭の体操をしたい.新型コロナの論文をレビューする.

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YouTubeビデオ

1月 27, 2019 コメントは受け付けていません

英語と日本語でPTGを紹介するビデオを作りました.これから時々,更新していく予定です.どうぞ以下のリンクをご覧ください.

Japanese video

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Kunz et al. (2019)

1月 25, 2019 コメントは受け付けていません

Kunz, S., Joseph, S., Geyh, S., & Peter, C. (2019). Perceived posttraumatic growth and depreciation after spinal cord injury: Actual or illusory? Health Psychology, 38, 53-62. doi: 10.1037/hea0000676

2019年がはじまってあと少しで一か月になる.外の気温はマイナス12度.一昨日はマイナス20度まで下がった.それでもラボのメンバーは朝イチで大学に来る.あと一カ月くらいで去年からやってきた研究の一つが終わりそうなので,それをこの次どう発展させるか,研究デザインを決めようとしているからだ.はじまってしまうとまたしばらく変更できないので,今が大事だ.で,その内容は「本物のPTG」と「幻想のPTG」をどう見極めるか,あるいは一般の人はその違いをどうとらえているのか,ということに関係する.PTG研究を長くやってきているイギリスのノッティンガム大学のDr. Stephen Josephがスイスの研究者と共同研究してこのテーマで論文を発表したのでそれをレビューする.

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Tedeschi & Blevins (2015)

5月 18, 2018 コメントは受け付けていません

Tedeschi, R. G., & Blevins, C. L. (2015). From mindfulness to meaning: Implications for the theory of posttraumatic growth. Psychological Inquiry, 26, 373-376. doi: 10.1080/1047840X.2015.1075354

意味などない,悪夢としか思えないような出来事の中に何らかの意味を見出せることもPTGの一つだ,と考えてきた.でもはたしてそうだろうか.「多くの研究者は,怒りと暴力と復讐が鬱状態を解消する薬になるらしいことに注目している.憎しみと復讐によって意味と目的があたえられ,鬱病による無力感と苦痛を撥ね返すのである.チェチェン紛争で死傷した戦友の復讐を誓ったロシア兵には,まぎれもなくこの作用がはたらいていた.報復行為は世界中の文化圏で報告されている.中略.考えられる理由の一つは,暴力は興奮をかきたて,力をあたえ,鬱の苦しみから強制的に気持ちをそらせるはたらきがあるのかもしれないということだ.それがほんとうなら,背筋が寒くなるような可能性が考えられる.若者のあいだで鬱病と自殺の率が上昇しているとすれば,他者への憎悪と暴力もそれにつれて増加するのではないか.それは,意味も目的もなさそうな世界で,粗暴な若者が鬱病をみずから治療しようとする行為なのかもしれない(ラッシュ・W・ドージアJr著.桃井緑美子訳「人はなぜ『憎む』のか」河出書房新社.P.130)」. 続きを読む…

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Johnson et al. (2017)

11月 25, 2017 コメントを残す

Johnson, J., Panagioti, M., Bass, J., Ramsey, L., & Harrison, R. (2017). Resilience to emotional distress in response to failure, error or mistakes: A systematic review. Clinical Psychology Review, 52, 19-42. doi: 10.1016/j.cpr.2016.11.007

心的外傷後成長のプロセスを見る研究では,出来事が予期せず襲い掛かってくるようなパターンが多い.心の準備もままならない間にさまざまなことが降りかかってきて,心の整理がつかない.なすすべもなく,どん底に突き落とされてそこからまたどう生きるか.そこでの葛藤や心のもがきとPTGは親和性が高い.けれども,なすすべがいくらでもあったのに,自分にできることがたくさんあったのに,それをしなかったために出来事が起きてしまった時はどう考えたら良いのだろう.どん底に突き落とされたのではなく,自業自得の場合.いくらでも防げたのに...3年くらい前から私の研究室ではそういう状況でのPTGも研究してきていて,やっとデータが揃い始めた.今日はそのデータをまとめる上で参考になりそうな論文をレビューしたい. 続きを読む…

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